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覺證寺について

※ 寺院名の表記は、「覺證寺」が宗教法人としての正式です。
  覚證寺 → 当寺では通常このように「覚」を略字にして表記しています。
  覚証寺 → 出版物やネット上ではこのように表記されることもあります。
  いずれにしても、調布市の浄土真宗「かくしょうじ」はここです。

住職より

ようこそ

 ようこそ 覚證寺 かくしょうじ へ

 当寺は、東京都調布市にある浄土真宗本願寺派の仏教寺院です。
 親鸞聖人を宗祖とあおぎ、阿弥陀さまのお心をいただいて歩む仏法の道場として、皆さんと一緒にお経をいただき、法話を聞く時間を大切にしています。

 とくに当寺の法話会 <定例法座> の講師には、全国でも指折りの先生方をお迎えしています。東京で説教を聞くならココ!と、住職としては自慢したい講師陣です。
 ぜひお聴聞にお出かけください。

 人生の悩みをお聴きしたり、仏事に関するさまざまなご相談にも応じています。
 身近な悩みも、ひとりで抱えているよりはお寺で話しをしてみてください。すぐに答えは出なくても一緒に解決の方法を探ったり、気持ちを整理できるかもしれません。

 死別の悲しみや亡き人をしのぶ時間は、生老病死する人生への深い問いを私たちにもたらします。この問いを浄土真宗では「後生の一大事」といい、仏さまの世界にむかって歩みだす大事な機縁としてきました。
 葬儀や法事などの仏事がより意義深いものとなるよう大切にお参りさせていただきます。

 また僧侶も門徒も、ともに仏道を歩む法友です。当寺ではおたがいに学びや親睦を深める機会として、聖典学習会・コーラス・絵手紙・香道・朗読・懇親会といったさまざまな行事を開催しています。
 こうしたご縁をとおして、親鸞聖人があきらかにしてくださった南无阿弥陀仏という仏さまのお心に親しんでまいりましょう。

 そして当寺には日本漫画界の大御所であった故・水木しげる先生のお墓があり、全国からファンの方がお参りに来られます。ご自身のデザインによる、たくさんの妖怪たちが刻まれたレリーフに囲まれたお墓にはいつでもお参りできます。
 本堂新築の記念に先生が描いて寄贈してくださった「二河白道図」は当寺にしかない一点ものです。こちらはいつでも見られるわけではありませんが、法事や行事に参加された際にはどうぞゆっくりとご覧くださいませ。

 まずは何でもお気軽にお声がけください。ぜひ木の香がただよう本堂にお参りください。座敷で庭の緑を眺めながらお茶でも飲んでゆっくりお話ししましょう。
 では皆様のお参りをお待ちしております。南无阿弥陀仏

第15世住職 細川真彦

本堂と住職

沿革

 永禄4年(1561)に信濃国に生まれた細川辨之輔光惠が、仏教に帰依して得度、釋宗龍の法名をいただき京都加茂川のほとりに草庵を結び、帰国して一寺を建立。その後、文禄3年(1594)の春に江戸に移転した。この時をもって創建の年と伝えられる。
 京都のご本山・西本願寺の江戸出張所ともいえる本願寺浅草御坊(一説には浜町御坊とも)の寺中にあったが、明暦3年(1657)の大火によって御坊とともに焼失。本願寺は、幕府から代替地として与えられた八丁堀の海上を埋め立てて移転再建した。これが現在の築地であり、そこに他の寺中寺院とともに移転。いまの築地本願寺の南隣から、晴海通りをはさんだ場外市場のあたり一帯には、数多くの寺院が集まり、多い時には58ヵ寺もの寺院が甍を連ねたという。
 その後も江戸~明治の間には再々焼失しているが、大正12年(1923)の関東大震災による区画整理と魚河岸建設などの影響により、昭和4年(1929)調布飛田給(いま味の素スタジアムがある辺り)に移転。
 さらに昭和19年(1944)には、調布飛行場の関係で陸軍の命令により隣接2ヵ寺(長専寺・光岳寺)とともに強制移転を余儀なくされた。この際、直線で約900mの距離を現在地まで、本堂庫裏の建物を曳いて移築している。
 本堂は平成13年に、庫裏は平成19年に、それぞれ新築されて現在に至る。

文禄3年(1594) 釋宗龍により創建
寛永4年(1627) ご本山より木仏寺号御免
明暦3年(1657) 振袖火事(明暦の大火)により焼失
万治元年(1658) 本願寺の築地移転再建にあわせて築地寺中に移転
その後も火災により再々焼失
大正12年(1923) 関東大震災により倒壊焼失
昭和4年(1929) 東京府北多摩郡調布町飛田給568番地へ移転
昭和19年(1944) 軍の命令により現在地(当時は下石原2456番地)に強制移転
昭和40年(1965) 富士見町1丁目35番地4に町名住所表示変更
平成13年(2001) 現在の本堂・ホールが落成
平成19年(2007) 現在の客殿・庫裏が落成
平成22年(2010) 法人登記の住所表示を、地番と同じ1丁目35番地5に更正

建物

本 堂:入母屋流れ向拝、瓦葺きの木造建築(間口5間×奥行6間)
    柱は国産の檜、その他の化粧材はラオス檜を多用
ホール:本堂の地下に多目的ホールあり
    恒例行事の御斎・懇親会、葬儀法要時の御斎・会食、
    公文書き方教室や各種研修サークル会場として利用
庫 裏:木造2階建て瓦葺き、唐破風玄関
    1階の座敷は10畳×2、2階は6畳+8畳。

本堂1   本堂2

アクセス

所在地:東京都調布市富士見町1-35-5
電 話:042-482-5556
メール:info[@を入れて下さい]kakushoji.or.jp

住所の番地について
 昭和40年に 富士見町1-35-と登記されましたが、
 平成22年に 富士見町1-35-に訂正しました。

アクセスマップ

電車:京王線 調布駅 北口下車
     → タクシーでワンメーター、または徒歩 約20分
   京王線 西調布駅
     → 徒歩 約15分

バス:鷹56 調布駅←→三鷹駅 / 吉06 調布駅←→吉祥寺駅
       富士見町住宅前バス停 下車 徒歩7分
   境91 調布駅(狛江営業所)←→武蔵境駅
       浄水場バス停 下車 徒歩7分

車 :甲州街道(国道20号)から
    富士見町1丁目交差点を北へ入ます
    約100m進んで、自販機のある路地を右折します
    2本目の路地(約80m先)を左折して 約120m先の右側が当寺です

   調布インターチェンジから
    新宿方面におりて甲州街道へでると すぐに歩道橋があります
    その歩道橋をくぐると すぐに左に入る路地があるので左折します
    つき当たりを左折し 道なりに左の方へ進んでください
    広めの道路につき当たりますので これを右折して
    天沼印刷の看板手前をすぐに左折します
    約100m先の路地を右折して 約120m進んだ右側が覚證寺です
※ 路地に入ってからは電柱看板があります
※ 調布インターを出てすぐに左折することはできませんのでご注意下さい



アクセスマップ 法話会 朋の会 こども食堂